『沖縄戦場定点写真集』が完成したので、中身を紹介します。

帯を取り外した状態です。上と下の写真は同じ場所で撮られました。信じられますでしょうか?

本扉。

まえがき。こちらでも読めます。

目次。こちらで見られます。

凡例と主陣地帯図および上陸海岸図。

日米両軍編成表。そして第1章の「北部」です。

まずは各章冒頭に「戦闘経過」の解説が施されています。

ここからが本編。これは「国頭村での武装解除」。

左に戦時下の米軍が撮影下写真。そしてその下にその解説。

右ページには現在の同じ場所・同じ画角の写真。そしてその下に地図。

基本構成はこうなっています。

本書で唯一米軍写真がカラーの「伊地地区の海兵隊」。

「古宇利島の避難民輸送」。

「本部飛行場」。山の輪郭が完全に一致しています。

「八重岳を砲撃する海兵隊砲兵部隊」。こちらも背後の山の輪郭は一致しているのですが、その前にマンションが経っており、時間の経過がわかります。

「高江洲歯科医院」。数少ない個人宅が特定できたもの。

「読谷飛行場 義烈空挺隊の惨状1」。日本兵の死体があった場所は中学校のグラウンドに。

各章末にはコラムを用意。こちらは「コラム1 撮影場所と撮影ポイントの見つけ方」。

第2章 「島嶼部」。

「阿嘉島での星条旗掲揚」。

「外地島への上陸」。当時と全く変わらないビーチ。

「外地島 米軍高射砲陣地」。凄まじい数の艦艇。

「伊江島 航空機による上陸準備射撃」。

「伊平屋島 不時着機した日本軍機」。

「コラム2 ネガの裏焼きに翻弄される」。そして第3章「中部」。那覇市や首里も含む本書のハイライト。

「棚原高地付近を走る戦車」。

「宮城 負傷兵の収容」。

沖縄戦最大の激戦地の一つ「シュガーローフの戦闘1 海兵隊の悪夢」。

「シュガーローフの戦闘2 粉砕された海兵」。

「シュガーローフの戦闘5 戦車部隊の突入」。跡地周辺には現代的なショッピングセンターやタワーマンションが。

「上之屋 那覇市突入前」。

「那覇市 軽便鉄道那覇駅」。

「那覇市 県庁前の戦車」。

「首里城久慶門の惨状」。

「首里赤田の遺棄戦車」。本書のカバーに掲載された戦場です。選定するのに非常に迷いましたが、新旧のコントラストの激しさ、そして同定するまでの困難さから選びました。

「コラム3 あまりに多い記録の間違い」。そして第4章「南部」。

「糸満市 砲兵観測員」。

「糸満市 国吉地区を北上する避難民」。

「バックナー中将戦死地」。

巻末には「参考文献」と「あとがき」。

帯。裏側。

カバーの表面に持ってくるか非常にまよった他の候補たち。結局、捨てがたいので裏面に。

という訳で、部分的に駆け足で紹介しました。

この本は336ページもあり、ここで紹介できたのはごくごく一部です。

ぜひ現物を手に取ってみて頂ければ幸いです。

尚、2025年8月22日現在、大型書店には搬入されていますが、Amazonだと到着が9月頭になってしまうみたいです。

楽天ブックスには在庫があるみたいです。

オールカラーで高価格帯の本故にそんなに多くは刷っていません。

興味がある人は入手できる内に入手することをオススメします。

月並みな言い方になってしまいますが、戦時下と戦後の復興ぶりを比較することで、戦争と平和を考える一助となれば幸いです。