突然ですが安齋篤人さんによる『ガリツィア全史』を重版します!

昨年12月に刊行されてから、地道に売れ続けいよいよ社内在庫がなくなってしまいました。

ハーリチ・ヴォリーニ公国、ルブリン合同とブレスト教会合同、ポーランド分割とハプスブルク支配、ユダヤ知識人とシオニズム、プシェミシル自治とレムコ共和国、西ウクライナ国民共和国、ポーランド・ソヴィエト戦争、リガ条約、ナチ・ドイツ占領支配、ポーランド・ウクライナ紛争、ヴィスワ作戦などなど……

ニッチなテーマでウクライナ人からも驚かれましたが、実はウクライナを知る上で要となるエリアのガリツィア。

ガリツィアを視座に据える事で 多様なウクライナが見えてくる

ピンと来た人たちにはドツボにハマる内容でした。

出版直後に開催されたウクライナ研究会の発表も満員。清澄白河のブックカフェ、ドレッドノートでのトークショーも大盛況でした。

・『週刊読書人』 評者:小島亮 「~独自な歴史的領域として叙述した本邦初の文献である。~多くのエピソードを盛り込み入門的通史としても成功している。」

・『MC☆あくしず』 「ウクライナの歴史、また中欧や東欧の政治を理解するうえで、ぜひ押さえておきたい一冊だ」

などといったお褒めのお言葉も頂いており、Twitterなどネットでも評価されています。

5月下旬搬入予定です。なお若干ですが市場在庫でも初版が出回っており、お急ぎの方は書店で探してみてください。