Murder Channelの梅ヶ谷雄太さんによる『ハードコア・テクノ・ガイドブック オールドスクール編』が完成したので、中身を紹介します。
ご覧の通り、ICチップをイメージした大胆なデザインです。今までで最も実験的なカバーです。
まえがきと目次。この『ハードコア・テクノ・ガイドブック』はジャンルの規模が巨大というか、ハードコア・テクノの下にサブジャンルが複数存在するため、1冊で収めるのは無理だったので、複数冊に別れたシリーズになる予定です。
ハードコア・テクノのサブジャンルや主要レーベルについて分かりやすく、冒頭に解説。
本シリーズの最初に出てくるのは「90’sハードコア」。ここからハードコア・テクノが始まります。
ハードコア・テクノのゴッドファーザーとされるMarc Acardipane。特に重要な存在のアーティストは、その来歴と主要作品を紹介しています。
そしてなんとそのMarc Acardipaneのインタビューを実現。
それ以降も次から次へとハードコア・テクノ界の重要人物が登場します。こちらはLenny Deeのインタビュー。
Technoheadなどでも知られるMichael Willsのインタビューも。
Patric Pataniのインタビュー。
フランスの重鎮Manu Le Malinのインタビュー。
メタルやハードコア要素やガバでも知られるDelta 9のインタビュー。
日本を代表するShigetomo Yamamotoのインタビュー。
同じくHammer Brosのインタビュー。
沢山のイラストも提供してくれたDeadly Budaのインタビュー。
アメリカRave界のカリスマKurt Eckes(Drop Bass Network)のインタビュー
第2章からはUKハードコア。
The DJ Producerの超ロングインタビュー。
The Teknoistのインタビュー。
このUKハードコアの章では大御所以外の音源のレビューも設けています。
デジタルハードコアの章。
DJ Bleedのインタビュー。
DJ Moonrankerのインタビュー
John Fanning(DJ Entox/The Skreem)のインタビュー
デジタルハードコアの章も音源レビューを記載。
最後に番外編としてPost Rave解説を設けています。
Gabber Eleganzaのインタビュー。
ざっと以上、超駆け足で『ハードコア・テクノ・ガイドブック オールドスクール編』を紹介しました。
既にこれだけで272ページという、オールカラーではなかなか出版されないページ数に及んでいます。
多くのハードコア・テクノファンの方々が早速手に入れている様です。
Murder Channelのオンラインショップから直接買えますし、大型書店や大型レコードショップ、オンライン書店でも買えます。
既に出版されている『ブレイクコア・ガイドブック』の2冊もまだお持ちでない方は是非買ってみて下さい。
今回の『ハードコア・テクノ・ガイドブック オールドスクール編』と密接に関係しています。
そして続編の『オールドスクール・デスメタル・ガイドブック インダストリアル編』もご期待下さい。