昨年2020年の8月に出版した『旧ドイツ領全史』。今までに3回増刷しているのですが、この度、4刷りする事になりました。

3刷りしたのは発売から3ヶ月後の11月で、そこで十分刷り、ある程度の期間在庫切れになることはないと見込んでいましたが、結局、そこから4ヶ月でまた在庫が足りなくなってきました。

この本は出版されてから半年以上経つ今でも、紀伊國屋やジュンク堂、丸善、三省堂、八重洲ブックセンターなどの大型名門書店の歴史コーナーで平積みあるいは面陳され続けています。

この間、他社からも多くのドイツ史の新刊が出ているにも関わらず、もはや既刊書となりつつある『旧ドイツ領全史』が入れ替わる事なく、大きく置かせて貰っている事が多いのです。

またより小規模の人文科学系に強い書店、そして各大学生協の書籍部からの注文も途切れることなく注文が来ています。

Amazonなどのオンラインショップでの売れ行きもあまり鈍化する事なく、常時、ドイツ・オーストリア史のランキングなどで比較的上位にランクインし続けています。

もはやドイツ史の定番書籍となったと言ってもいいかもしれません。

また今現在、コロナでドイツや東欧に行けないので、この本をガイドブックとして読むことで擬似的に旅行にいった気分になれるという感想も多く頂いています。

今まで継続的にご注文いただいている書店の皆様、そして今まで様子見・見送りしていた書店の皆様も、今回の4刷りをきっかけにこの『旧ドイツ領全史』を取り寄せて頂ければありがたいです。

4月2日に発送予定です。