2020年2月6日に阿佐ヶ谷ロフトで開催された『重慶マニア 重慶VS成都』の様子を前半部分だけYouTubeで公開します。

1月16日に告知して以降、コロナウィルスの感染が急激に拡大し、本イベントも中止あるいは無期延期するという話が挙がっていたのですが、実際に開催したところ予想以上のお客さんが来てくれ、話の内容も大いに盛り上がりました。

行けなかった事を悔しがる人が大勢出てきてしまいました。

そこでイベント全部を公開するのではなく、最初の3分の1だけYouTubeにアップする事にしました。

ご覧頂ければ分かりますが、成都出身の陳さん(Leacky嬢)による凄まじい重慶バッシングに会場も大爆笑。

19:09頃の発言

「重慶があるかどうか、全然関係ないんですよね。どうでもいいよ。要らないです。全然、何も不便もないし」

全てを彼女に取っていかれてしまった状態です……。

最後の投票でも『重慶マニア』の出版記念会にも関わらず、わずか一票差ですが重慶が成都にまさかの敗北……。

数々のイベントを主催してきた出版側としても、ここまで面白かったイベントは稀です。

コロナウィルスが収束したら、改めて何か開催できないかと思ってます。

【出演】近堂彰一(重慶マニア 著者)

【ゲスト】
中川正道(四川フェス)
Leacky(成都出身女性)
辣上帝(酸辣粉専門店)

【司会】ハマザキカク(重慶マニア 編集者)

中国奥地の直轄市「重慶市」。名前は聞いた事あっても、特段興味を持たれる都市ではなかったが『重慶マニア』の発売以降、ブームの兆しを見せている。北海道並の面積に3000万人の人口を抱え、市内には断崖絶壁のマンションに突入するモノレールや激辛の火鍋、小麺の屋台が立ち並ぶ。

そんなエキストリームな珍都市、重慶に立ちはだかるのは成都。四川省の省都として君臨し、ここ日本ではパンダや三国志などが売りの観光都市として、その知名度や人気で重慶を遥かに凌駕している。

そこでこのライバル2都市のどちらが優れているかを競うイベントを阿佐ヶ谷ロフトで開催する事になった。

成都を代表するのは「四川フェス」をオーガナイズし、『涙を流し口から火をふく、四川料理の旅』の著作もある中川正道氏と、同フェスのスタッフでもあり、成都出身のリアル中国人女性Leacky。

一方、重慶を代表するのは言うまでもなく『重慶マニア』の著者である近堂彰一氏、そして豪徳寺の酸辣粉専門店、「辣上帝」である。

何かと比較され、対抗意識が強い重慶と成都。「火鍋」「麺」「女性」「男性」「超高層ビル」など複数のテーマでどちらの方が優れているのか、豊富な画像や動画を用いてPRし、互いの欠点を指摘してもらうという都市対抗バトル。

当日の司会進行は『重慶マニア』の編集者ハマザキカク。