『タタールスタンファンブック』が出来上がったので写真で紹介します。まずはカバーです。タタールスタンの旗をイメージしました。

カバーを取り外した表紙の部分。グラデーションが味わい深いです。

アイスホッケーチーム、アクバルスのアイスホッケーのユニフォームを着る大統領シャイミエフが本扉に。

タタールスタンの全てが分かると言っても過言ではないコンテンツが記載された目次。

まずは国旗や国歌など基本的なシンボル。

タタールスタン全土の地図

タタールスタンの入り口であるカザン駅。

カザン・クレムリン。モスクワのクレムリンとは違った雰囲気です。

カバーを飾るクルシャリフモスク。カザンの象徴的な建物ですが、実はそれほど古い訳ではありません。

こちらの方が由緒あるアルマルジャーニー・モスクとアバナエフモスク。

タタールスタンにはロシアとも言えない、トルコとも言えないアラブでもインドでもない不思議な建物が多いです。

珍スポット、珍建築ファンが訪れても面白い建物が沢山。

豪華壮麗な建物も乱立。

カザンと言えばロシア革命のレーニンが学んだ事でも知られます。

グムやツムなどの百貨店、ショッピングセンター情報も。

タタール語に関する解説。

著者の中村瑞希さんと菱山湧人さんはなんと二人ともタタール語オリンピックの優勝者なのです。

タタール人の民族衣装。鮮やかなものが多いです。

タタールの料理。

日本ではロシア人として認識されていますが、ロシアの本土にも意外とタタール系の有名人が多いです。例えばテニス選手マラト・サフィンや歌手のアルスー。

著者の櫻間瑛さんは「クリャシェン」と呼ばれる受洗タタールを専門に研究されています。

タタールは世界各地にディアスポラがいます。写真はフィンランドやカナダのタタール。

タタールスタンの中にもタタール以外のチュヴァシ、バシキール、ウドムルトなどの民族がいます。

タタールスタンの歴史解説も充実。

タタールと言えばイスラム社会主義者、スルタンガリエフを思い出す人も多いのではないでしょうか。

ソ連崩壊の過程で、「タタールスタン主権運動」が盛り上がりました。

プーチンやメドベージェフともうまくやっている初代大統領シャイミエフや二代目ミンニハノフ。

ロシア革命の時に、日本に逃れてきたタタールも多くいました。

第二次大戦後、タタールスタンのエラブガに日本人将校が抑留されていました。

日本語、タタール語、ロシア語会話帳。これを持っていけば、基本的な会話は出来ます。

ざっと駆け足で『タタールスタンファンブック』を紹介していきましたが、ここに載っているのは本の一部分。

これで興味を持った方々は是非、『タタールスタンファンブック』を買ってみて下さい。