2017年6月9日の金曜日夜に阿佐ヶ谷ロフトで『中国遊園地大図鑑』と『いんちきおもちゃ大図鑑』の合同刊行記念イベント『いんちき中国ナイト』が開催されました。


『中国遊園地大図鑑』の関上武司さんと『いんちきおもちゃ大図鑑』のいんちき番長さんはなんとこの日のイベントが初対面。リハーサルの時点でいんちきトークで盛り上がっています。


いんちき番長のブースに築き上げられた数々の魅力的なおもちゃ達。


現物を生で見る機会はそうそうありません。


まず司会進行のハマザキカク(私)がご挨拶。中国とはそれほど縁がある訳ではないのに、過去に『ファーストフードマニア』や『ニセチャイナ』など気が付いたらいんちき中国系の本を沢山出していました。


その後、関上さんといんちき番長のお二方が登場。


そして今回、特別サプライズゲストとしてロケットニュース24の美人中国専門家、沢井メグさんが登場。建設前の上海ディズニーに行かれたり、中国製の炊飯器を日本に輸入したりと、数々の中国のいんちき臭さを追究した記事を書かれてきました。


中国で捕獲したマトリョーシカの話をされた時は今回のイベントで一番笑いを取っていたのではないかと思う程。メグさんと会いたがっていた人も多く、会場では大人気に。

詳しい記事はこちらです。「中国製マトリョーシカを開け続けていたら最後の最後にウンコみたいなモノが出てきた」ロケットニュース


さて前半の『中国遊園地大図鑑』のパートが始まります。これは関上さんがゴールデンウィーク中に渡航されたチベットの遊園地で発見したド○ベンの人形。客席も大爆笑。


目付きが怖く、マツゲが描かれておらず、塗装が剥げ落ちており、恐怖感を感じさせるお姫様。


中国全土で見かけるネズミ型ジェットコースター。


いんちき番長さんが専門家としての知見を交えて、ネズミが漕いでいる三輪車を解説。


怖いというより汚いお化け屋敷。


さてこの日のイベントは大入りで、ギュウギュウ詰めの状態に。中には玩具や中国の専門家、そしてマスコミ関係者も。写真はぼやかしています。


かなりの数のお客さん。また今回のお客さん達は飲食も多く、阿佐ヶ谷ロフト的にもありがたいそうです。


さて後半はいんちき番長。冒頭で「2017上海玩具店探訪」というビデオクリップを流されました。


阿佐ヶ谷ロフトのメシは旨く、登壇者がビデオそっちのけで食べまくる。


さてここからが本編で『いんちきおもちゃ大図鑑3』に出てくるいんちきおもちゃ実物でギミックや見所を披露。


数々の実際に目にする機会がなかなかない、いんちきおもちゃ達がステージに勢揃い。


その後はどこまでがいんちきで、どこまでが本物なのかの評論。単なる水色と赤と白の模様が日本人にとっては潜在意識に訴えてくるという説。


8年前に一巻目を出した時はいんちき臭いものが多かったですが、パロディや現代アート風の敢えてのものも出てきている様です。


いんちき番長さんが最後にお客さん達にプレゼントを配布。これが予想以上の数で、当選確率が参加者の半分ぐらいになるのではないかと思う程。さすが太っ腹。


数はいんちき番長に比べて少ないですが関上さんからもチベットや内モンゴルで捕獲したおもちゃをプレゼント。


今回は出版記念イベントという事もあって出版ブースの品揃えも充実。『いんちきおもちゃ大図鑑3』が出たばかりという事もあり、かなりの売れ行き。


イベント終了後はサイン会や交流会、物販タイムになり、会場をなかなか去らない人が数多くいました。


という訳で『いんちき中国ナイト』のレポートでした。既に第二弾を開催して欲しいという声も上がってます。

お越し頂いたお客様、阿佐ヶ谷ロフトの前川店長やスタッフの方々、登壇者の皆様、ありがとうございました。