待望の『いんちきおもちゃ大図鑑2』が出来上がりました! 第一弾が出てから8年ぶりの続編です!


「アジア各国のアヤシイ玩具達が巧妙かつ凶悪に進化を遂げていた…」


本扉です。シンプル。2巻は「コミカルキャラクター・変形合体ロボット・アニマルキャラクター編」です。この様に細かくなっているのは、あまりにも新しいコレクションが増えて、1冊に収まり切らず、『いんちきおもちゃ大図鑑3』も刊行を予定しているからです。ちなみに3巻目は「ヒーローキャラクター・ロボットヒーロー・女の子向け玩具編」です。


それでは早速中身を見てみましょう。第1章は「コミカルキャラクター」です。


日本の国民的ネコ型ロボットがオヤジ化してますね。これは偽物というよりパロディに近いでしょう。


しかしいんちきも健在です。1巻の方で話題になったドラムを叩く形のものが増えてます。


英国の機関車もロボットだけでなく拳銃型が増えました。グリップする部分が邪魔だと思うけど、どうやって線路を走るのだろう?


この8年の間に中国産アニメも進化してきています。模倣の対象となるのは日本やアメリカだけでなく、中国産のものにまで及んできているのです。

また右ページは遊園地などで見られる、電動遊具のいんちき。既にパブリブから刊行されている『中国遊園地大図鑑』シリーズも是非よろしくお願いします。既に「北部編」と「中部編」が出ています。


中国の変形おもちゃはその必然性のなさで有名ですが、これはクマがまた別の形のクマになるもの。元ネタはと言えば中国で人気のクマと漁師が主人公のアニメですが、なんで変形や合体にする必要があるのか疑問。


クマだけでなく、オレンジとかナスなどの果物がロボットに変形。


映画『タイタニック』の豪華客船がロボットに変形。一体なんで!?

右は在庫として余ってしまったステルス船に対して「タイタニック」という名称を強引に付け、あまりそう見えない事に対するやましさからか、映画に出てくる俳優の写真をパッケージに貼りまくるという暴挙。


サッカーシューズやサッカー選手の胴体、マイクなどがなぜロボットに変形する必要があるのか全く理解できません。


炊飯器や掃除機、冷蔵庫など家電製品もロボットに変形。


目覚まし時計や筆箱もロボットに変形。


あまりに無意味な対象物がロボットに変形するものが多いですが、これはナーフ型の銃が変形。お世辞抜きで非常にカッコ良く、実際に欲しくなってしまうほど。


アヒルですね。


クマさんやネズミさんも大活躍。


色んな意味で怖いもの知らずのネズミたちが中国大陸で大量繁殖。


という訳で、ざっとほんの少し、本文を抜粋してお見せしました。この『いんちきおもちゃ大図鑑2』の刊行と合わせて、長らく入手困難が続いていた『いんちきおもちゃ大図鑑』も「新版」として刊行します。

両方とも書店での発売は4月10日頃を予定しています。是非是非買ってみて下さい。