ヒップホップ東欧

ヒップホップグローバル
西スラヴ語&マジャル語ラップ読本
平井 ナタリア 恵美(著/文)
ISBN 978-4-908468-21-6
C0073 A5判 280頁
価格 2,420円 税込 (本体2,200円+税)
書店発売日 2017年12月10日

 

 

紹介

共産主義のゲットーから這い上がってきたラッパー達が群雄割拠!!

スラヴの金属質な子音とメランコリー!!

ハンガリー語の滑らかなフロウの酩酊感!!

「ポーランドのヒップホップ」が東京外国語大学卒論のポーランドと日本のミックスが徹底調査!!

クラシック・ジャズ・メタル等音楽大国で全てにおいてハイクォリティのポーランド

アニメと同様スマートでオシャレかつ芸術性が高くグラフィティも人気のチェコ

ド迫力のギャングスタやハードコアラップがシーンを独占するスロヴァキア

周囲の言語とは体系が異なり、宇宙人語にすら聴こえてくるハンガリー

■フリースタイル王者の呼び声高いジャジー・ヒップホップの天才ラッパー&プロデューサーO.S.T.R.
■中東風ビートにダーティーサウスなトラック、ダミ声ラップを繰り出すポズナンのドンdonGURALesko
■フォークメタルPercivalと合作でスラヴ民謡ヒップホップを作り、カトリックから敵視されるDonatan
■Snowgoonsがプロデュースし、日本のサタニックメタルSabbatを聴き好むブダペストのKillakikitt
■ジプシーをルーツに持ち、「欧州一のラッパー」自称するスロヴァキアのヒップホップ界キングRytmus
■Soulja Boy やChief Keef らトップクラスUS ラッパーもプロデュースするスロヴァキアのH16のAbe
■チェコで開催され、USラッパーも出演するヨーロッパ最大のヒップホップフェスティバル Hip Hop Kemp
■ソ連サーカスのブレイクダンス練習ビデオや冷戦崩壊直後『Yo! MTV Raps!』を見て育ったFunktasztikus
■『キャプテン翼』『ドラゴンボール』等アニメを導入し、大森でロケまでした日本を愛するラッパー達

目次

まえがき 2
目次 3
東欧地図 6

ポーランド 7
ジャジー・ヒップホップを繰り出す天才ラッパー&プロデューサー O.S.T.R. 8
アメリカ的なヒップホップをやらせたら右に出るものはいないSWAGな重鎮 Tede 10
ラッパーからの支持率とスキルはトップクラスのベテラン Ten Typ Mes 12
知的ユーモアで楽しませる!現役弁護士ラッパーが率いるデュオ Łona i Webber 13
中東風ビートにダミ声ラップを繰り出すポズナンのドン donGURALesko 14
フレッシュなビートと個性的なラップスキルが注目の新鋭デュオ PRO8L3M 16
Interview with DJ Steez83 (PRO8L3M) 17
日本人風の名前&野太い声でパーソナルなリリックを繰り出す元郵便配達員 KęKę 21
Interview with KęKę 22
ポーランド・ヒップホップ黎明期に活躍した伝説的グループ Grammatik 26
カリスマラッパーの自殺により映画化までされた伝説の三人組 Paktofonika 28
ポーランドを代表する名門ヒップホップレーベルPROSTO創設者によるユニット WWO 29
USの模倣と酷評されたヒップホップ第一号で現在は下院議員 Liroy 30
大きな尊敬を集めるポーランド・ヒップホップの先駆者 Molesta Ewenement 31
映画出演、米誌でも紹介されたウェッサイ系ギャングスタラップ Slums Attack 32
サイコラップでヒップホップ・シーンを開拓したパイオニア Kaliber 44 34
Interview with AbradAb(Kaliber 44) 36
声が魅力!ポーランド南部シロンスクを代表するラッパー Miuosh 40
リリース全てゴールドディスク認定!強面の遅咲きラッパー Sobota 41
トラップも得意!フランス・シーンから影響を受けたエレクトロ多用ストリートラッパー Paluch 42
海外経験豊富なラッパーらしくない新世代・新感覚のバイリンガル Taco Hemingway 43
名実ともにNo.1の呼び声高いストリート系ラッパー Pezet 44
フリースタイル・バトルで鍛えた若手世代を代表するカリスマ Quebonafide 46
ニーチェやコルタサルに影響を受けた言葉遊びに長けたストリートの詩人 Bisz 47
アンダーグラウンドで実力をつけた完璧主義のリリシスト Małpa 48
ソウルやオールドスクールなサウンドを愛する次世代ユニット Rasmentalism 49
客演で人気!高い声でスピットする法学部卒ストリート系ラッパー Pih 50
下積み時代に磨きあげたラップスキルがドープな実力派! VNM 51
フォークメタルxスラヴ民族音楽xヒップホップ Donatan 52
三者三様で成熟したラップが人気の硬派ヒップホップ・ユニット Trzeci Wymiar 54
アンチ警察スラングを生み出したハードコア・ヒップホップの雄 Hemp Gru 55
窃盗、アル中、麻薬中毒で刑務所から逃亡しながらハードコアなラップ Chada 56
女性として最初にソロデビューしたポーランドのラップ・クイーン Wdowa 57
アルバニアとは無関係!おふざけイケイケEDMヒップホップ集団 Gang Albanii 58
我が道を進むビャウィストク発の硬派なストリート・ラッパー Lukasyno 59
Asfalt Records主宰者Tytusインタビュー 60
ヒップホップ・カルチャーを育んだ「団地」 64
映画に見るポーランドのヒップホップ・カルチャー 70

チェコ 73
随一のリリシストを擁するチェコ・ラップ最重要デュオ Prago Union 74
Interview with Kato (Prago Union) 76
ユーモアと洞察力に富んだフリースタイル・バトルの達人 Rest 80
独自のセンスと突飛なユーモアで繰り出すファンキー・ラップ MC Gey 81
カリスマな存在感を示す次世代の実力派ハードコア・ラッパー Ektor 82
トラップ&最新トレンドに敏感!チェコラップをリードし続けるベテラン Hugo Toxxx 84
Interview with Hugo Toxxx 85
遅めのフロウが特徴的な哲学科卒のインテリ・ラッパー James Cole 90
詩的な表現を追求する売れっ子リリシスト Paulie Garand 91
歌詞から見る東欧ヒップホップ 92
各国のスラング例 101
ヒップホップ天国はチェコにあり!? ヨーロッパ随一のヒップホップ・フェスHip Hop Kemp 102
USでも認知されるチェコ&スロヴァキアの大御所プロデューサー DJ Wich 104
グラフィティからスタートしたチェコ・ラップ先駆者の一人 LA4 106
DJ Wichと黄金タッグを組んだチェコ・ラップ・シーンの立役者 Indy 107
レペゼン・ジプシー!ロマ音楽xヒップホップが特徴のユニット Gipsy.cz 108
3MCの個性的なフロウが楽しめるベテラン・ユニット Pio Squad 109
難民問題でも意見表明し、尊敬を集めるチェコラップのパイオニア Peneři Strýčka Homeboye(PSH) 110
彗星の如く現れ短命に終わったヒップホップ・バンド Bow wave 112
90年代に盛り上げ、最もチェコで商業的に成功したユニット Chaozz 113
高いラップスキルを誇るロマ系チェコラップの新風 Refew 114
アクティヴィストとしても活動するロマ民族発のヒップホップ・ユニット De La Negra 115
ブーンバップ系ヒップホップで高い人気を誇るベテラン・デュオ IF (IdeaFatte) 116
Interview with Idea 118
チェコでキャリアを発展させたNYブロンクス出身のラッパー Nironic / Niro Baits 120
伝説ユニットDisgrafixで下積み、現在はソロで活躍中 El Nino 121
サウンドもルックスも過激なハードコア・ストリートラップ Fuerza Arma 122
ハードコアなルックスで愛と平和を謳うサイエントロジスト Revolta 123
YouTubeで人気に火がついたポップなベトナム系ラッパー Raego 124
有名ギタリストを父に持ち、ポップ・ロックのドラマーで元ムエタイ選手 Marpo 125
ヒップホップ創成期に活躍した伝説的オールドスクール・ユニット Naše Věc 126

スロヴァキア 127
ジプシーをルーツに持つスロヴァキアのヒップホップ・キング Rytmus 128
カリスマ性のあるソリッドなフロウをかます人気ラッパー Separ 130
メインストリームで人気を博すタトゥーだらけの漢気MC Kali 131
自伝も出版!スキルフルXポジティヴなラップで人気のカリスマ・スター Majk Spirit 132
硬派なラップを聴かせるヒップホップ・シーンの中堅 Moja Reč 134
クラシック・サウンドが渋いオルタナ・ヒップホップDUO Modré hory 135
Soulja Boyを手がけるプロデューサー擁する人気ヒップホップ軍団 H16 136
Interview with Abe(H16) 138
次世代の気鋭ラッパーがダミ声で繰り出すフロウがハイレベル! Pil C 140
フリースタイル・バトルで培ったラップスキルが超ドープ! Strapo 141
Interview with Strapo 142
格違いのカリスマ!スロヴァキア最重要ヒップホップ・ユニット Kontrafakt 148
ストリートのリアルをラップし続けるベテラン・ラッパー Miky Mora 150
低い声と落ち着いたフロウでエモにキメる! Plexo 151
コンシャス・ヒップホップを掲げるスピリチュアル・ラッパー Suvereno 152
洗練されたフロウとイルなラップスキルは一聴の価値あり! Boy Wonder 153
レゲエ、ジャズ、ファンクを飲み込むヒップホップ・バンド A.M.O. 154
ソリッドかつ緩急自在なフロウのスキンヘッド愛妻家ラッパー Majself 155
2つの伝説的ユニットで存在感を示すハスキーヴォイスのベテラン Čistychov 156
Interview with Čistychov 158
スロヴァキアでもっともキャリアが長い伝説的ユニットの一つ L. U. Z. A. 162
クラシック・アルバムを残したスロヴァキア最初のラップ・デュオ Trosky 163
ハスキーヴォイスで重厚感のあるストリート系ラップ が特徴 Momo 164
ウィットの効いたパンチラインを繰り出すニュースクール系MC Tono.S 165
Interview with ArtAttack(Josef) 166
2つの国、1つの音楽シーン 〜チェコとスロヴァキア〜 169
豊かな音楽文化を持つ東欧ならではの民俗音楽・クラシック使い 171

ハンガリー 177
バンド活動も行うハンガリーで最初のギャングスタ・ラッパー Ganxsta Zolee 178
ポップな才能もキラリ! 自在にフロウを操るラップのテクニシャン Fluor Filigran 180
ユニット名は「英雄」!地元自治体から文化賞受賞したフロウで聴かせるDUO HŐSÖK 181
ハンガリーで絶大な人気を誇るオルタナ・ヒップホップ・バンド Punnany Massif 182
2010年以降人気ラッパーの仲間入りを果たしたイケメンMC Essemm 184
文学的リリックが高く評価されるアングラ・ヒップホップの雄 Akkezdet Phiai 185
Interview with Saiid from Akkezdet Phiai 186
遊び心あるラップで今も活躍! ハンガリー最初のラップ DUO Animal Cannibals 190
Interview with Animal Cannibals 192
個性的なフロウやラップスキルからEminemと比較されるMC Sub Bass Monster 196
驚異的ペースでリリースするシーンへの影響力も大きな愛国主義者 ! FankaDeli 197
ハンガリーで唯一成功したジプシー産ヒップホップ・ユニット Fekete Vonat 198
3MC+2DJ構成でハンガリー製ヒップホップを提起! Bëlga 199
ダミ声ラガ&洗練されたフロウを繰り出す最強MCデュオ Barbárfivérek 200
Interview with Barbárfivérek 201
聴きやすいソリッドなフロウで一般音楽リスナーにもリーチ DSP 206
メッセージ性の高いラップx語りかけるようなフロウが特徴 Day 207
歌フックX硬派ラップで人気のヒップホップ・デュオ BSW(Beerseewalk) 208
アングラで硬派なブーンバップが人気のベテラン・デュオ NKS(Nem Közölt Sáv) 209
メタルやドラゴンボールを愛しSnowgoonsがプロデュースしたドープなラップDUO Killakikitt 210
Interview with Killakikitt 212
親日国なポーランドとハンガリーではヒップホップにも日本が登場 218
Snoopの前座を務めた歯切れ良いアンダーグラウンド・シーンの大御所 Bankos 224
歯切れのいいフロウでアンダーグラウンドに徹するベテラン Mc Gőz 225
ソリッドなライミングと安定感のあるフロウを持つベテラン Siska Finuccsi 226
ゲットーから這い上がってきたギャンスタラップのゴッドファーザー DopeMan 227
個性的な声を持つリアリティー番組出身のメジャー・ラッパー Majka 228
ストリートドリームを体現した元プロサッカー選手/ラッパー Curtis 230
歌い、ラップするハンガリー版Drake Mr. Missh 231
メインストリームを牛耳るタトゥーだらけのハードコア・ラッパー Mr.Busta 232
個性派な高速ラップで尊敬を集めるアングラ・シーンの重要人物 Funktasztikus 234
Interview with Funktasztikus 235
メインストリームで人気を博すイケメン兄弟によるラップ・デュオ AK26 239
クラシックなサウンドと4人で繰り広げるマイクリレーがドープ KÁVA 240

東欧ヒップホップをもっと楽しむためのハンガリー語・スラヴ系言語レッスン 241
東欧ヒップホップの聴き方ガイド 245
東欧ヒップホップの主なプロデューサー 247
Interview with Emeres 253
東欧ヒップホップの主なレーベル 255
著者(パウラ)&編集者(ハマザキカク)対談 261
Muzyka Polska〜ポーランドの音楽が好き♪〜 274
参考文献・ウェブサイト 276
あとがき 278

前書きなど

ポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー。中欧または東欧と呼ばれるエリアに位置するヨーロッパ諸国だ。地理的に近いとはいえ、それぞれ独自の歴史や文化を形成してきたこの4ヶ国に共通する点の一つに、ヒップホップが人気だという興味深い事実がある。ニューヨークでアフリカ系アメリカ人のカルチャーとして生まれたヒップホップとヨーロッパの非英語圏とでは、イメージがほど遠いように感じられるかもしれない。しかし、これらの国では実際にヒップホップのアルバムが音楽売上チャートの上位にランクインし、クラブにいけばヒップホップで盛り上がり、ヒップホップ・フェスティバルに多くの観客が集まる。この4ヶ国では、アメリカと同様にヒップホップがマス・カルチャーの一部として定着しているのだ。
ヒップホップは70年代後半から80年代前半にかけて、アメリカのニューヨークで生まれ、発展してきた。ラップ、グラフィティ、ブレイクダンス、DJという4大要素を持つカルチャーとして、ヒップホップはNYからアメリカ全土へ、そして世界へと広がった。日本やヨーロッパに入ってきたのは80年代半ばから後半だ。本書で扱う4ヶ国は80年代においてはまだ共産圏に属していたため、ヒップホップが入ってくるのは90年代前後と少し遅れをとっているが、90年代にアンダーグラウンドでシーンが活性化し、2000年前後にヒップホップ人気が一気にメジャーへ爆発した経緯は、日本も東欧4ヶ国も共通している。今やヒップホップは、中国、韓国、モンゴルから北欧や中東に至るまで世界中に浸透している。ヒップホップはどんな文化的背景、言語にも融合することができるカルチャーだと言っても差し支えないだろう。
ヒップホップがグローバルな音楽となったとはいえ、自国もしくはアメリカ以外のヒップホップを好んで聴くという人はまだまだ少ないように思う。そこで、本書ではポーランド、チェコ、スロヴァキア、ハンガリーのヒップホップを専門的に紹介した。4ヶ国合わせて100組を超えるアーティストやプロデューサー、レーベルの紹介、17人のアーティストや文化人のインタビュー、各国のヒップホップ・カルチャーにまつわるコラム、歌詞対訳などを通じて、それぞれの国のヒップホップを身近に感じてもらえるようになれば幸いである。これらの国のヒップホップの魅力とは何かと問われたら、その異言語ラップの持つ響きとリズムではないかと筆者は思う。本4ヶ国はポーランド語、チェコ語、スロヴァキア語、ハンガリー語と独自の言語を持ち、それぞれ言葉の響きや発音、リズムが異なる。それがラップとして表現された時に、日本語や英語のラップとはまた一味違う魅力を放つのだ。またヒップホップがこれらの国に浸透してから20年以上経った今、サウンドプロダクションにおいては欧米に引けを取らないクオリティのビートが続々と生み出されている。良質のビートで多様な言語の響きを楽しむというのは、これからの時代どんどんポピュラーになっていくのではないかと筆者は考えている。
もちろんラップにおいては、どんな内容のリリックを、どんな手法で語っているのかがとても重要である。ライミング(韻を踏むこと)や言葉遊びなども、ラップを楽しむ上で注目したいテクニックだ。つまりラップを本当の意味で楽しむためには、その言語を理解していることが重要になってくる。このため、ラップにおいては他の音楽ジャンルよりも言語の壁が大きいことは否めない。これまで、英米以外の国のヒップホップが世界的に広まっていないのにはこういった背景がある。しかし一方で、正直な話、英語のラップですら内容や言葉遊びなどを理解しながら聴いている人は少ないのではないだろうか。歌詞カードを読めば理解は深められるが、ストリーミングで音楽を聴く時代に移行しつつある今、歌詞カードが無いものの方が多い。しかしそれでもアメリカのラップ・ミュージックの人気はとどまる事を知らない。つまり完全に言語を理解しないままでも、ラップ・ミュージックを楽しむことは可能なのだと筆者は言いたいのだ。現代は、インターネットを通じて世界中どこにいてもありとあらゆる情報を得ることができるようになった。YouTubeなどの動画共有サイトを筆頭に、外国の音楽を知る手段は爆発的に増えている。新しい音楽に出会う機会が増えた今、言語が分からないから聴かないという選択をするのは実にもったいないのである。
本書では、東欧4 ヶ国のアーティストの簡単なプロフィールやディスコグラフィを紹介しながら、代表曲のレビューも記載し、東欧ヒップホップに馴染みのない方でも入りやすいように努力した。本書ではCDをアルバム単位で購入する機会が限られ、実際にはYouTubeで試し聴きすることのほうが圧倒的に多いと予想した事から、アルバム単位でのレビューは止め、特にそのアルバムの中でも突出してクオリティが高かったり、人気を勝ち得ていたり、お勧めの曲を紹介している。またコラムやインタビューからも、現地におけるヒップホップのあり方やその歴史などが分かるようになっている。正直なところ、どれだけの日本人が東欧ヒップホップを現在聴いているのかまったく分からないが、本書をきっかけに少しでも多くの人が彼の地のヒップホップに興味を持っていただければ幸いである。

著者プロフィール

平井 ナタリア 恵美(ヒライ ナタリア エミ)
フリーライター、翻訳家、ブロガー。東京外国語大学ロシア・東欧課程ポーランド語学科卒業。2013年よりブログ「Muzyka Polska〜ポーランドの音楽が好き♪〜」を開設し、ポップスやロック、ヒップホップなどのジャンルを中心にポーランドの音楽を紹介している。2014年発売オラシオ監修『中央ヨーロッパ現在進行形ミュージックシーン・ディスクガイド』寄稿。ポーランド音楽をかけるDJとしても活動するほか、YouTubeでもポーランド文化を紹介する番組を公開している。ポーランドと日本のミックス。

書籍

書籍

PAGETOP
Copyright © 合同会社パブリブ All Rights Reserved.